公式データ11年・約62.5万レースの実証(2026年6月10日 改訂第2版)
本ページの旧版に掲載していた「確信度上位1%で回収率115.7%(95%CI 104.6〜127.4)」という検証結果は、検証プログラムの特徴量構築に、レース後にしか分からない情報が混入する欠陥(リーク)があったことが自社の再監査で判明したため、撤回します。欠陥を直した再検証では、控除率を安定して超える買い方は確認できていません。詳細は下の「撤回の経緯と証拠」をご覧ください。
| データ | 公式LZH(番組+結果)2015年1月〜2026年6月/4,177日・約62.5万レース |
| 設計 | leak-free walk-forward。各レースの予測はそれ以前のデータのみで実施(後付けにしない) |
| 学習/検証 | 学習:2015-2023/検証(期外):2024-2026・13.5万レース |
| 回収率の評価 | 実際の確定払戻で計算。ブートストラップ法で95%信頼区間(CI)を算出 |
| 自己監査 | 符号化を変えた再構築・seed攪乱・条件付け分析により、結果の頑健性を継続的に再検証(2026-06-10に欠陥を1件検出→本ページを訂正) |
「当てること」自体に金銭価値はない、というのが62万レースの答えです。市場(オッズ)は効率的です。
| 戦略 | 回収率 | 判定 |
|---|---|---|
| 本命買い(1号艇中心の3連単)月別 | 76〜83% | 全12か月 100%未満 |
| 会場×券種(24場×5券種)最良 | 最大97.8% (複勝・江戸川) | 全会場・全券種 100%未満 |
| オッズ帯別(人気薄ほど低い) | 大穴 約60% | どの帯も 100%未満 |
=どれだけ本命を買っても、どの会場・券種・オッズ帯でも、控除率の壁(約25%)は越えられませんでした。
何を主張していたか。AIモデルの確信度上位1%(極端な本命レース・1日1〜2レース)に限り、3連単2〜3点で回収率約115%・95%CIが100%超 — という期外バックテスト結果を「小さな+EVの兆候」として公開していました。
何が欠陥だったか。検証プログラムは、フライング・失格等で着順欄が数字でない艇の展示タイムを「欠損→平均値で補完」していました。これは「その艇がレースで事故を起こす」というレース後の情報を、レース前の特徴量に混入させる操作です。モデルはこのパターンを学習し、「誰かが事故を起こすレースの本命」を事前に識別できてしまっていました(フライング艇絡みの舟券は返還されるため、このようなレースの本命側は実質的に有利になります)。実際のレース前には誰がフライングするかは知り得ません。
| 監査項目 | 結果 |
|---|---|
| 選別上位1%に占める事故(F・失格等)レースの割合 | 33.4%(全レース平均は5.67%=約6倍の濃縮) |
| 事故レースを除外した上位1%の回収率 | 115.5% → 90.9% |
| 欠陥を直した符号化(実際のレース前に再現可能な情報のみ)での再検証 | 上位1%回収率: 2024-25年 81〜84%/2026年 94〜101%(学習条件3通りで検証。95%CIはいずれも100%を跨ぐか下回り、控除率を安定して超える証拠なし) |
| 乱数seedの攪乱(欠陥の有無と切り分けるため) | seed起因の変動は小さい(±2pt程度)=欠陥そのものが原因 |
訂正後の結論。現時点で、当サイトの検証において控除率を安定して超える買い方は確認できていません。「負ける現実」が、再び唯一の確定事実です。なお favorite-longshot bias(本命の過小評価)という市場の歪み自体は学術的に知られた現象であり、今後は締切前の実オッズの蓄積(2026年6月開始)を用いた、より厳密な期待値検証を継続します。結果は良くても悪くてもここに公開します。
「必ず当たる」と謳う予想は、競艇では原理的に成立しません(市場が効率的だからです)。当サイトは、その嘘を採りません。そして、自分に都合の悪い発見を隠した瞬間に「検証」は宣伝に変わります。検証可能な数字と方法を、誤りと訂正の履歴まで含めて公開すること——それが私たちの唯一の約束です。